海外赴任準備!

2016年秋からのアメリカ赴任に帯同する妻の準備ブログ。

海外赴任準備*SSN取得のための戸籍謄本の公証(アメリカ大使館ふたたび)

私の保有しているのはL-2ビザで、このビザの場合アメリカでSSNを取得する際、配偶者との関係を証明する書類が必要になるそうです。

そのため、役所でもらった戸籍謄本を自分で翻訳して、アメリカ大使館で公証してもらうことにしました。

米国大使館および領事館で、公証サービスを受けられるのは、原則的に米国籍の方、米国永住者の方(グリーンカードをお持ちの方)に限ります。それ以外の方は、通常、アメリカ国内で使用する書類であれば公証サービスを受けることができます。

書類の翻訳の認証

アメリカ大使館/領事館では翻訳サービスを行なっておりません。

書類の原本および英訳をお持ちいただければ、宣誓供述書の形式で英訳を公証することは可能です。必ず翻訳した方ご本人が領事の面前でサインしていただく必要があります。

アメリカ市民サービス | 東京, 日本 - 米国大使館

「翻訳の内容が正しい」ことを証明してくれるのではなくて、「翻訳の内容が正しいことを宣誓している」ことを証明してくれるんですね。

公証の流れ

  1. 役所で戸籍謄本を入手する。
  2. 自分で戸籍謄本を翻訳する。
  3. アメリカ大使館で公証の予約をする。
  4. 予約日にアメリカ大使館に行く。

戸籍謄本の翻訳

以下のサイトを参考にしました。項目も限られているのでそこまで難しくはないと思います。
翻訳の代行を1万円くらいでやっているところもあるようですが、自力で試してみてもいいかと。

【戸籍謄本】の英訳サンプル | Aiko Life
戸籍謄本の英語翻訳(英訳)の見本・テンプレート | 外務省アポスティーユ、公印確認、駐日大使館の領事認証・公証 | アポスティーユ申請代行センター

アメリカ大使館に公証の予約をする。

以下のページから、公証の予約ページに行くことができます。
アメリカ市民サービス | 東京, 日本 - 米国大使館

東京の大使館の場合は、「make appointment!」の下のボタンをクリックし、その次のページでは「Request notarial and other services not listed above.」を選択します。notarialが公証ですね。

アメリカ大使館で公証してもらう

持ち物

  • 予約ページを打ち出したもの(無くても大丈夫)
  • パスポート
  • 戸籍謄本の原本
  • 翻訳した戸籍謄本
  • 現金かクレジットカード(50ドル相当)

当日の流れと待ち時間

中に入るまでの流れはビザ申請時と同じです。
海外赴任準備*アメリカ大使館でビザ面接(コインロッカーと待ち時間) - 海外赴任準備!

中に入ると、入ってすぐ左手にビザ申請エリアとは別のアメリカ市民サービス専用エリアがあるので、7番窓口に予約ページを打ち出したものを提出します。私は忘れてしまったのですが、忘れた人用の紙が置いてあるので、名前と予約時間を記入して提出しました。

しばし待つと窓口で名前を呼ばれ、何をしに来たのか、またそれがなぜ必要なのか、誰が翻訳したのかを質問されました。英語でしたが、質問を聞き取れずに困った顔をしていたら「コゥショー?」といって助けてくれましたw
パスポートと戸籍謄本、翻訳したものを提出します。

宣誓用紙に名前を2箇所と住所を記載したら、手数料を支払うように指示されるので、支払い窓口に向かいます。

支払い窓口の人は日本人なので安心。カードで支払います。

領収書を持って窓口に戻ると、しばし待つように言われます。

ふたたび名前を呼ばれると、いよいよ公証。
何かを察したのか、English?Japanese?と聞いてくれたので、遠慮なく日本語をオーダー。
右手を上げるように言われその通りにすると、「翻訳の内容が正しいことを宣誓しますか?」といったことを言われたので、「はい、宣誓します」と回答。

戸籍謄本を翻訳した紙と一緒に綴じられた用紙にサインしたら手続きは全て終了です。パスポートを返してもらって帰宅。
(サインは日本語でも英語でも"either"と言われましたが、アメリカで使うものなのでローマ字にしておきました)

最初に予約表を提出してから全てが終わるまで15分でした。