海外赴任準備*SIMフリーではないauのiPhoneにH2O WirelessのSIMを入れてアメリカで使う
お久しぶりです。更新していない間に渡米し、バタバタしておりました…。やっと一段落ついたので、忘れないうちに更新します。
今回は
海外赴任準備*海外赴任とスマホ(auのiPhone6を使っている場合) - 海外赴任準備!
の記事で決めたように、SIMフリーではないauのiPhone6に、H2O WirelessのSIMをさして使うまでの備忘録です。長いです。
ちなみにH2O WirelessはAT&Tの回線を使っているMVMO業者(格安SIM)で、KDDIが買収したらしいです。auのiphoneだけAT&TのSIMが使える理由はこの辺りにありそうですね(真偽不明)。
なぜAT&TではなくH2Oにしたかというと、KDDIが買収してくれたおかげで、日本にいるうちに、日本語でセットアップが出来るからです。アメリカについて早々携帯ショップに行っても苦労するのが目に見えてるし…。
あと、どうやら日本の固定電話向けの通話が無制限で無料らしい、というのも魅力的(受信側でいくらかかるのかは不明…)。
SIMカードを入手する
SIMカードはAmazonで「H2O SIM」で検索すればたくさん出てきます。確か送料込みで400円位だったと思います。
色々なストアで販売されていますが、「弊社HPに必要事項を入力するだけで簡単開通、完全サポート☆」といった業者(注:イメージです)は怪しいので避けました。クレジットカード情報も入力するような個人情報の塊を、怪しげなサイトんに入力するのは恐ろしいですからね。
auを解約する
auの解約は本人が店頭に行く必要があります。簡単には解約させてくれません。
ちなみに解約前でもSIMを入れ替えれば初期設定はできると思いますが、解約してしまうと有効なSIMがないとスマホ自体が動かなくなってしまうので注意(手元にSIMを用意した状態で解約しましょう)。
持ち物
1.印鑑(サイン可)
2.ご本人さまと確認できる書類(原本)(運転免許、健康保険証、パスポート他)
3.au携帯電話本体(なくても可)
番号保管サービスもある
海外赴任や留学などで長期間携帯を使用しない場合、番号を保管してくれるサービスもあります。ただし無料ではなく、事務手数料2,000円に月額372円かかるようです。
一時休止 … 海外赴任や海外留学など、長期間auケータイをご利用されない場合、電話番号とメールアドレスをお得な料金でお預かりします。電話番号およびメールアドレスの保管期間は最大5年間です。
再利用 … 一時休止前と同じ電話番号・メールアドレスを引き継いで利用することができます。(注1)
もはやキャリアメールを使っているのは親くらいだし、電話番号にも愛着はないので番号保管サービスは利用しないことにしました。2年間としても1万円近くかかりますからね。馬鹿にならない金額です。
帰ったときにはauじゃなくて格安スマホを利用することにします。
H2OのSIMをさす
auの解約手続きが終わった瞬間、iPhoneが再起動を始めてしまい、有効なSIMを入れてくださいとメッセージが出てきました。
解約してもwi-fiで運用はできると思っていたので若干焦りました…。
iPhone6の場合は向かって右手の小さな穴を針で押すとSIMが出てきますので、元々入っていたauのSIMカードを取り除いて、事前に用意しておいたH2OのSIMカードに入れ替えます。
この段階でiPhoneは使用可能になり、Wi-fiでネットに接続することができるようになります。
(なお、LINEを含む全てのアプリはそのまま使えました)
H2O Wirelessの初期設定を行う。
日本にいる間に、アメリカで使える電話番号の発行と、料金プランの決定・支払を行います。この手続きが終わると契約が開始されてしまうので、以降の手続きは渡米前日か当日に行うのが良いでしょう。
1.マイアカウントを作成する。
まず、以下のHP(Googleで「H2O KDDI」と調べれば出てくる)でアカウントを作成します。
KDDI Mobile x H2O Wireless
上のメニューから、My KDDI>マイアカウントを押して、「新規登録はこちら!」の「登録する」ボタンをおせば登録画面が出てきます。
登録がうまくいくと、登録したメールアドレスに「ご登録完了のお知らせ」が届きます。
2.電話番号の発行手続きを行う。
次に電話番号の発行手続きを行います。
私の購入したSIMに付いていた「ご利用ガイド」では、ここのリンクが間違っていたので非常に苦労しました…(マイアカウントのページに飛んでしまう)。
H2OのHPの一番下に「目的で探す」の中にある「電話番号発行登録(アクティベーション)」が該当ページです。
毎月自動で引き落とししたい人は→https://www.kddimobilesim.com/pageControl.php?page=activate&opt=1
1回だけチャージ(単発チャージ)したい人は→https://www.kddimobilesim.com/pageControl.php?page=activate&opt=2
入力が必要な「ActFast Code」は、SIMカードがついていた台紙に書いてあるコードです。
「料金プラン」は、ここで選択したものは後で変更することはできないので注意(2回目以降の支払で変更することはできますが)。
「米国エリア局番」は、ここで選んだ数字が電話番号の最初の3桁になります。私は真面目に探しましたが、別に適当でも問題なかったような気がします…。
これがうまくいくと、「アクティベーション完了のお知らせ」という電話番号と料金プランの記載されたメールが届きます。
3.料金プランを購入する。
電話番号の発行手続きが終わったら、48時間以内に料金プランを購入する必要があります。これを忘れると、せっかく発行された電話番号が無効になってしまいます。
H2OのHPから、My KDDI>リチャージを選択し、2の手続きで選択した自動引き落としか単発チャージのページを入力します※。
H2Oでは料金の支払いのことを「リチャージ」と表現するようです。
ここで、チャージ料金は電話番号発行時に選択した料金プラン以外は選択できないようになっています。
そして、日本で発行されたクレジットカードを利用する場合には郵便番号入力欄へは、「郵便番号の最初の5桁」を入力するらしいです。
これがうまくいくと、登録したメールアドレスに「リチャージ完了のお知らせ」が届きます。
※2の電話番号発行手続きをするときに選択した方法(「自動引き落とし」か「単発チャージ」)と違うページでリチャージしようとすると、住所かカード番号が違うのでは?というエラー画面が表示されます。必ず2で選択した引き落とし方法のページでリチャージするようにしてください。私は原因がわからず非常に苦労しました…。