海外赴任準備*海外赴任本「海外赴任2016リロケーションガイド」レビュー
海外赴任2016リロケーションガイド
株式会社エヌ・エヌ・エー
届いたので読んでみました。
この本の良いところ
- 海外赴任するにあたって必要な最低限の情報が集約されている。
- 主要な国ごとのビザの取り方が見開き(2ページ)で説明されている(アメリカ・イギリス・ベルギー・中国・香港・台湾・韓国・タイ・ミャンマー・シンガポール・ベトナム・インドネシア・インド・オーストラリア・ブラジル・メキシコ)
- 主要な都市の住宅マーケット事情、代表的な住居エリアや慣習その他が見開き(2ページ)で説明されている(ニューヨーク・ロサンゼルス・サンフランシスコ・シカゴ・デロイト・ボストン・メキシコ・ロンドン・シンガポール・ヤンゴン・ジャカルタ・クアラルンプール・ハノイ・ホーチミン・マニラ・バンコク・インド・北京・上海・蘇州・香港・台湾・ソウル)
- 帰国準備について触れられている
この本のいまいちなところ
- 海外赴任の準備のためのフローチャートのようなものがないので、実際に準備するときにいつ頃何から準備すればいいのかわからない。
- 主要な国・年のビザの取り方や住宅情報をそれぞれ2ページ使って説明しているので、該当しない国・都市に赴任する場合には不要な情報が多い。
- 具体例にかける(例えば、国際クレジットカードを日本で取得しておくとよいとあるが、「じゃあどんなカードがあるの」というのは分からない。
こんな人におすすめ
- 見開きで説明されている国・都市に赴任する人
- どの時期に何をするかはわかっている人が辞書のように使う
ただし私は子供がいないので、子育てや教育の章は読み飛ばしてます。
※赴任準備のフローチャートやチェックリスト、具体的なサービスの紹介がほしい人は、「海外赴任ガイド2016年版」のほうがおすすめ